材木業界に関係の無い、一般の人が持つイメージで
「自分の身の回りにある木」といえば
どんなものがあるでしょうか?
例えば、
テーブル、イス、棚 等の家具
家の部材である、構造材、羽柄材等
プラスチックに木の化粧板や木目調プリントシートが貼ってある小物や家具等
木になじみの無い方は、木目シート等が貼ってあるような
物も全部ひっくるめて「木で出来てる」というイメージがあるんじゃないかな?
と私は思うのです。
木にも色々ありますよね。
樹種、乾燥方法、木どり、無垢集成、単板合板やMDF等
つき板、皮、派、枝、節の有無、生産地、伐採時期
元玉二番玉、製材技術、寸法、使われる場所・物 などなど
「木」を自社商売として取り扱う人達は
自分の扱う材の良さや特性を十分理解して営業をしています。
上に書いた中で
「どれがよくて、どれが悪い」なんてのは
使うその人がそれぞれ感じるものだと思います。
私は「木」という物を
一般の方に分かりやすく伝えられる人になりたいのかもしれないです。
思う事は、人それぞれ!
「木って色々あって面白いな」って思ってもらえるような
コンテンツを考えて提供する事を個人的にやっていきたいです。
※木目調のプリントシートもイイと思います。
クレームなさそうですし。安定品質ですし。
木目が視覚から与える安らぎは確かな物だと思います。
だから木目需要もあるんでしょう。
ただ、それ自体は「木」ではありません。
家に帰って、テーブルを見たりして
「これは本当に木で出来ているのかな?」なんて
「木」という素材に興味を持ってもらえれば嬉しいです。
そして、それが私がやりたい木育のスタート地点なのだと思います。
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