東京木材市場内浜問屋 新木場相原のブログです

大型パネルで建てられたお家ってどうなんだろう?ということで、実際に見に行ってきました。

大型パネルに興味のある方が入会している会「みんなの会」にて
21年12月21日に行われた大型パネルで建てられた家の完成見学会に行ってきました。

建て始めてから上棟まであっという間!

断熱材や防水シートはもちろん、サッシなどまで全て取り付け済みの壁パーツである大型パネルを使って建てるので上棟まで1日~2日(ほぼ1日)という超スピードです。金物工法なので熟練度が必要な技術を必要とせず高品質な住宅が完成します。

大工さんは、中の作業を雨や風にさらされずに行えるのです。エアコンも仮設でつければ暑さ寒さも関係なく作業できます。

プレカットの先の先を行く まさに建築の未来です。

今回のお家について

今回見に行ったお家は、新潟にある株式会社サトウ工務店さんとネイティブディメンションズ一級建築士事務所さんが手がけたもので、あえて家具などまで作らない「ハーフ住宅」をコンセプトとした住宅です。

住まい手さんが、住みながら家を育てていくという感じです。

外壁には、パレットの材料と同じ木材に木材を長持ちさせる加工をさせたものを使用し、デッキにも国産建築材の間柱を使用しています。

ダメになった時でもなくならない素材で、その場所だけ変えればよいという利点があります。

下手な建材を使うと、10年後には廃盤で生産中止になっていたりなんてことはよくあることなようで、似たようなものを代わりに使っても同じようにはならないんですよね。

新築と言っても家にメンテナンスは絶対に必要です。

「形あるものはいつか壊れる」とはよく言った物で

住んでいるうちにどこか、何かが順番にダメになっていきます。それこそ10年とかであちこちが壊れていきます。

取り付けたエアコンもあえて高価な物を使っていないなど、住んでいく中で必要になってくるメンテナンスの部分まで、よく考えられています。

 

内装には、モイスと呼ばれる天然素材がたくさん使われています。石膏ボードより環境にやさしく高性能な物だと思ってもらえればいいかと。もちろん、パネルの中にも外装用のモイスが使われています。

パソコンではマウスで、スマホでも360度見渡せます。

中は、どこにいてもほぼ一定の温度でした。2階建てで1階のエアコンのみを設定温度21℃で稼働させている状態で、2階の隅々まであったかかったです。すごく寒い冬の新潟でこれだけ暖かい事に衝撃をうけました。

屋根の太陽光パネルで発電しているので、まだ生活はしていないにしても電気はほぼ買っておらず、自給できている状態だったのも驚きでしたね。
実際に住んだとしても電気代はほとんどかからないんじゃないかなと思います。

私たちが見に行ったままの状態で引き渡しだそうです。

フル装備じゃなくて、逆に自分で育てていく。こんなのもアリだよな~なんて思いました。

 

建築士による詳しい説明

建築士の佐藤さんと鈴木さんによる詳しい説明と見学会の様子がわかる動画をつくりました。

ぜひ、ご覧くださいませ。

※360度の動画です。最初、後ろを見てしまっているので振り返ってみてください。

※PCのスペックが高い方は5Kの設定にしていただけるととてもきれいにみられます。

大型パネルに興味が出たら「みんなの会」へ

大型パネルに興味が出たら、佐藤さんが会長を務めている「みんなの会」に入会してみてはいかがでしょうか?

個人でも企業でも、学生でも大丈夫。完全無料の会です。

今回のように見学会や勉強会も行っていますのでかなり勉強になるかと思います。

みんなの会はこちら

事務局としてお手伝い&勉強させてもらっています。

スポンサードリンク







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です