東京木材市場内浜問屋 新木場相原のブログです

「材木市場の記念市」いかにして材木屋さんに来て頂くのか?集客販促の変化についての考察

 

 

東京木材市場3月5日の記念市は

①ご来場いただいたお客様全員に「安納いも」詰め放題のイベント

②最後まで市に参加して頂いたお客様には高級メロンの抽選会!

③梱包セリ売り商品には秘密の特典付き!!

そんな楽しい嬉しい特典がいっぱいです!

 

 

 

・・・

 

 

ここで違和感を感じる方もいるかもしれません。

なぜ材木市場の記念市なのに「商品」で客集めをしないのか?という事に。

 

 

 

これはおそらく、

時代の変化と共にお客様を呼ぶ為の販促が変化したのだと思います。

 

 

30~40年前、材が何でも売れまくり、材木バブルの頃。

「今回の記念市にはこんな珍しい材が出るらしい!」

「仕入れできなければ仕事のしようがない!競り落とすぞ!」

それこそこの業界全体が私が行った原木市のような盛り上がりで、

「ココからココまで全部くれ」みたいな事も日常茶飯事だったと聞いています。

 

 

この頃は、いかに珍しかったり良い材を大量に集めるかが

集客に、そして売上に直結したのだと思います。

なんせ、私が来てから東木市場で売れたのを見た事がない

高級な「吉野材」なんかが売れまくりだったらしいですから。

 

 

そして今、材木屋さんが要る物を要る量だけ仕入れる時代。

材料自体が直接集客に繋がらなくなる事が分かってくると

特典やイベントで集客をする方向に販促の方向を変えた。

そんな感じではないかと想像しています。

 

 

他の市場の記念市も

広告宣伝や特典、イベントに凄く力をいれているような気がします。

(もちろん集荷にも力を入れているでしょう)

 

 

中央市場さんは「材木以外も競ります!」

家電やお酒まで競っちゃう、そんな楽しい企画!

材木を買う予定が無くても一日中楽しめます。

 

相互市場さんは「オール相互まつり」

全ての相互市場の問屋さんが協力し、来客数1000人を突破!

もちろんお土産やお昼も充実しており、来場者全員に満足してもらえる

そんな記念市です。

 

 

 

時代は変わっても

「ご来場頂いたお客様に喜んでもらう為に

 何が出来るのか?」

を考えている事に変わりはありません。

 

 

特典がいっぱいの3月5日の記念市へ一人でも多くの買方さんに

来場頂く為に今週もガッチリ買方回りへ行ってきます!!

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