東京木材市場内浜問屋 新木場相原のブログです

「自分の価値観の押しつけ」「人の意見の否定」は、何も生み出しません

 

あなたはブレインストーミングっていう言葉を知っていますか?

 

ブレインストーミングとは、集団でアイデアを持ち寄り

そこから、新たなアイデアを生み出す発想法の事です。

 

 

先日、ムサシパーティション工業さんにて

MOKUWALLの新しいデザインを考える会議が

ブレインストーミング形式で行われました。

 

 

ブレインストーミングにはいくつかルールが存在します。

 

 

1、その場で結論を出さない

2、どんなバカらしいアイデアでも受け入れる

3、1つのアイデアを詰めるより、沢山のアイデアを出す事

4、出てきたアイデアをくっつけたり、少し変えたり自由!

5、人のアイデアを否定しない(自分の価値観を押し付けない)

 

だいたいこんなところです。

 

 

私は材木業界の中では経験年数が浅いです。

その分、木の知識は他の人にだいぶ劣ります。

 

 

ですが、それは別の意味で言えば強みにもなりうるのです。

 

 

業界年数が長くなればなるほど、年齢を重ねれば重ねるほど

〇〇は無理だ

〇〇は現実的では無い

〇〇なんてばからしい

そんなの聞いた事も無い

こうなってきます。わかります。何でも大体こういうものだから。

それまでの人生で作られた「常識フィルター」にかけられるのです。

 

 

業界年数が浅いと、このフィルターが限りなく薄いんです。

その結果、出てきたアイデアに対して

 

こんなのが出来るかもしれない。

出来たら面白いかもしれない。

こうすれば出来るのではなかろうか?

 

そんな発想が先にきます。

新しいアイデアを出すためのブレインストーミングで重要なのは

むしろコチラの感覚です。

 

 

ムサシパーティション工業の方たちは、

我々には思いつかないような斬新なアイデアをすでに持っていました。

 

私も新しいパーティションのアイデアデザインをスケブに絵で書き、

時間が無く、書ききれない物はリストにしていくつか持って行きました。

機能的なベネフィット を満たすのか 情緒的なベネフィット を満たすのかも合わせて

(5、のルールが無ければ何も持っていかない予定でした。自分を否定されるのは

 誰でもイヤな物でしょ?)

20150416_111819 20150416_111801

 

 

そこで出てきたアイデアに対して、それを実現可能にするのが、

「常識フィルター」を持ったベテランの人です。

 

〇〇だったら出来るだろう

〇〇を見た事がある

〇〇に昔携わっていた

〇〇という人を知っている

そこから、「実際に物を作る事」に対して

一気に現実味が増してきます。

 

 

新しいアイデアを生み出す事と、それを作り出す事は

どちらか一方に偏っても駄目なのだと思います。

 

出来れば材木業界にいる女性の意見を取り入れたいんですよね

「カワイイ」とかそういった感覚が正直よく解らないですし。

 

 

こういった会議を積み重ねる事で、

クールなデザインのMOKUWALLが出来たら嬉しいです。

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