前回のボルトの種類に関する考察から
さらに一歩踏み込んでみました。
ネジの調整が活きるのは0.5㎜~多くて2㎜ぐらいです。
その2㎜を浮かすだけでも叩いていてネジの違和感を感じます。
売っている打面調整が出来るカホンは打面にネジ凹みがあり、
叩いていても手に干渉しないようになっている & ネジの頭も小さいです。
今回は、そのねじ凹みをどうにか作れないか?と考えました。
処理前の打面 4㎜の穴を開けただけの状態です。
![写真(8)](https://shinkibaaihara.com/blog/wp-content/uploads/2015/08/e25aa24c777805a38f33ebe22d4a535e.jpeg)
ここに 鬼目ナットと逆方向からのめり込み防止の丁番
逆側から なべネジを付けます。 サイズは4㎜です。
![20150805_074938](https://shinkibaaihara.com/blog/wp-content/uploads/2015/08/20150805_074938.jpeg)
![写真(9)](https://shinkibaaihara.com/blog/wp-content/uploads/2015/08/4e0dac4bf60c790af38e1d3bdeacacd8.jpeg)
そしてグリグリっとネジこみます。
![写真(5)](https://shinkibaaihara.com/blog/wp-content/uploads/2015/08/27aa892adfe54b2c6c39e694d9308108.jpeg)
すると、このように なべネジの頭分だけの凹みが出来ます。
![写真(7)](https://shinkibaaihara.com/blog/wp-content/uploads/2015/08/9111c2e18282d6e66f4d9f45422562b9.jpeg)
ここに3㎜の六角レンチボルトを付けると!こんな感じにスッキリ納まります。
![写真(6)](https://shinkibaaihara.com/blog/wp-content/uploads/2015/08/b50ead066b46833375899de0fd2c0baf.jpeg)
感想は
とても良いです。ネジの違和感がほとんどありません。
それと同時に打面と手が当たる部分のボルトは小さい方がいい事がわかりました。
強い締め付け力は必要無いわけですし、3㎜ぐらいがちょうどいいです。
簡単に短時間でこの作業が出来る治具を作って
次回のワークショップに上手く組み込む事ができればと考えています。
次回のカホンワークショップは9月を予定しています。
打面は前回の3種類からさらに4種類増やし7種類
柔らかい・・・杉、ヒノキ
中間(製品で使われてるぐらいの固さ)・・・バーチ、チーク、シナ共芯
固い・・・ゼブラウッド ブビンガ
厚さ3㎜を予定しています。
日程が決まり次第コチラとFBで告知させていただきます!
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