東京木材市場内浜問屋 新木場相原のブログです

「木」を使った物件を 最も安く上げるたった一つの方法

 

「木」を使った物件を 最も安く上げるたった一つの方法

それは、 一等材の既製品を使う です。

 

 

材木の値段は 節の有無 と 材木のとり方で変わってきます。

 

節の有無とは、そのまま

節があるものと無い物の事です。

詳しくはコチラ

節の無い材は稀少とされ、節有のものより金額が高くなります。

 

材のとりかたとは

一つは 板目 と 柾目の違い

M00245-1

画像はこちらからお借りしました。

http://house.goo.ne.jp/useful/knowledge/M00245.html

 

柾目どりは板目より量が取れない為、高価となります。

柾目材は乾燥により反りや割れが発生する可能性が少ないです。

 

もう一つは既製品を使うという事。

既製品とは、製材所で製材している基本的な寸法です。

既製品の寸法表は相原のHPで確認できます。←コチラ

20140930_140055

写真は荷主の本宮木材さんの13㎜×90㎜×3650㎜の既製品です。

 

 

 

 

最近よく、既製品に無いような材料の問い合わせや注文を頂きます。

その場合、値段が跳ね上がります。

 

それは

その寸法より少し大きめの既製原板を探し、その希望寸法まで製材をするため

です。

 

値段が跳ね上がる理由として

①原板在庫が無ければ他の材木屋さんから買ってくる事になるため結果的に割高に。

②製材代がかかる。

③そもそも大きな材料から小さい材料まで減らしているので分損が発生する。

この3つがあげられます。

 

 

安く仕上げるポイントは 

節がある既製品の材料を使う です。

 

目に見えない所に使うのであれば節があろうが無かろうが

「木」としての癒しの機能は変わりませんよ!!

(節だらけの壁などは人により目が疲れるかもしれません。

 だから無節材が高いんですけどね。)

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