令和4年 2/23 株式会社 森未来の東京中央木材市場 木材の展示即売会「eTREEリアルマーケット」に参加してきました。
今回のイベント概要
普段立ち入ることのできない会場には、長期滞留された乾燥木材の神代ケヤキや屋久スギ、天然木曽ヒノキなど貴重な木材が多数展示・即売される予定で、実際に木材を手に取って確認し、加工方法の相談もその場でできます。
■開催概要
開催日:2022年2月23日(水・祝)
時間:10:00〜16:00
会場:東京中央木材市場/千葉県浦安市千鳥13-1
主催:株式会社森未来
豊洲の魚市場のように、普段であれば一般の人は入ることができない東京中央木材市場の中で行われました。
森未来さんでは、山康商店さんと一緒に木材の倉庫在庫丸ごと1棟買いという事業を行っています。今回は、そこで買い取った材も出ていたのではないかと思います。
例えば、木材業を営んでいた方の親族の方で
「おじいちゃんが木材業をやっていて在庫があるけど既に本人もいないし、残った木材をどうしていいか困っている」
「産業廃棄物にすることもできるけれど、かなりお金がかかるらしい……」
「材を片付けてこの倉庫の土地をもっと有効に活用したい、でもどうしたらいいかわからない!」
そんな方のニーズにバッチリあっています。不要なものがお金に代わるわけですから、win-winってやつです。
困っている方は、森未来までご連絡ください!
仕入れる材料も木材のネックである「乾燥」が済んでいる状態であるのもポイントですね。木は乾いていないと使えないですから。国産広葉樹の欅(けやき)では1年で2~3センチしか乾燥していかないなんていう話もありますし、長期で保管されていた材は、すぐに使えるというのが良いですね。
まぁ、私はボキャブラリーが低すぎてこのような一枚板の使い道が「テーブル、カウンター、看板」以外にわからないんですけどね。そこにそこまで需要があるのかもよくわかりません。
会場の様子
イベント当日の東京中央木材市場は、女性や子供、若い人が多くいる今まで見たことのない雰囲気でした。
11:00のイベントのセリコーナーでは、主に木材業のプロの方がセリ落としていたようです。セリ以外では一般の方にも相対でお話ししていました。
奥にある梶本銘木店さんのモデルルームにも多くの方が足を運んでいました。
今回のイベントに参加して感じたこと
今回のイベントに参加して感じたことです。
実際に買っていくのは木材業の方が多い印象を受けた
セリのイベントや相対での販売も、実際に材料が売れるのは同業者の方が多い印象を受けました。実際はどうかわかりませんが、当日お会いした建築士の先生は、置いておく場所もないし買って置いておくのは難しいというお話をされていました。
「いやいや、建築士さんにもたくさん売れたよ!」なんてこともあるかもしれませんが、実際に買っているのは同業者の方が多そうな印象を受けました。
相変わらず、何に使うのかがわからない
私の知識と、ボキャブラリーの低さから、一枚板の使い道が相変わらずよくわかってないんです。それこそ「テーブル・カウンター・看板・目隠し」以外の使い道ってなにかあるのでしょうか?
ほかにもいろいろな使い道があるのかもしれないし、テーブル、カウンター、看板にそこまで需要があるのかどうかもよくわかりません。
買ったものが、結果的にお金に変わるからこそ仕入れるのだとおもうんですけど……
私には「一枚板は何に使うものなのか」がよくわかからないんです。
後から相談が来ることを期待するイベント
今回のイベントは、実際に来てもらって買ってもらうことよりも、「後から相談が来ることを期待するイベント」なのかなと思いました。
先ほども、書いた通り建築士さんはその場で買って置いておくというのは難しいんだと思います。
とはいえ、「あそこに相談すれば、こんなのが手に入れられるかも」というのを覚えておいてもらって、実際の設計の段階かどこかで相談が来るようにするのが狙いなのだと思います。モニター越しの木材と、実際に見るものではだいぶ印象も違うでしょうし、イメージも湧きやすいでしょう。
実際に材を見てもらって、おおよその価格を知ってもらったうえで「後から相談が来ることを期待する」のが目的なのだと感じました。
実際に、自分が東京木材市場でやりたかったイベントなのかどうか、実際にやってみるとどんなふうになるのか、イメージが湧きました。
知り合いや、会ってみたかった方にもお会いすることができたので、個人的にはとても楽しい1日を過ごせたとても良いイベントだったと思います!
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