特別な材料でワンランク上のカホンを楽しく自作できる
通販を開始しました!
この度、サウンドホール無し、打面ビス穴無し、響き弦無しの、打面別発注の
「素材だけバージョン」も販売を開始致しました。
あなたの手であなただけのカホンを作れます!
先日、37800円のカホンを分解してわかった事を
あいはらの木カホンキットとの比較と改善点について少しづつ書いていきます。
今回は、打面の固さ と 打面の固定方法についてです。
今回購入したカホンの打面は3㎜のビーチ合板でした。
ヨーロピアンビーチはブナ科の広葉樹です。
芯はラワンではなく、ビーチの積層合板のようでした。
綺麗に塗装がされており、パリっとした音が出ながら
材自体には適度な柔らかさがあり、何とも言えない心地よい音を出しています。
あいはらの木 カホンキットの打面の中でこれに感覚が一番近いのは
3㎜シナ共芯合板です。
やはり材料の固さは関係していそうです。
シナ共芯合板のウレタン塗装をすると、これにかなり近くなる予感を感じます。
後日、実験予定です。
続きまして、打面の固定方法についてです。
固定方法というか、密閉具合ですね。
あいはらの木カホンキットは打面を木ねじで固定しています。
バランス良く14本配置して固定し完成していたのですが、
売っているカホンは下半分(黄緑部分)がボンドで完全に接着されています。
上半分は普通に木ねじ固定ですが、上半分だけで11個の木ねじを使用しています。
叩き比べてみたところ 市販カホンの方が低音の響きが良かったため
何が違うのかを探っていたところ、「打面の固定」にたどり着きました。
自作カホンの下半分の木ねじを増やして打面と箱の密着具合を高めたところ、
低音の響きが だいぶ市販カホンに近づきました。
あと5本ほど木ねじを上部に追加するとさらにイイ感じになりそうです。
下半分は、ばっちり隙間なくボンドで固定してもいいかもしれません。
前回のブログの時は全面をボンドで固定してしまったため、打面の浮かせも何も出来なくなっていました。
上半分は調整できるように木ねじの方がよさそうです。
打面を付ける際に参考にして頂ければと思います。
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