「材木問屋の2代目として、何か出来る事は無いだろうか??」
そればかりをずっと考えてきました。
日常業務では、
材木を立てたり、寝かしたり、担いだり、
梱包を分けたり、作ったり、積み込みをしたり、
市場と共に買方(お客さん)回りに行ったり。そんな事がメインです。
私はパソコンが少し使えるので、空いた時間を利用して
紙の帳面でしか無かった売上のデータ等をパソコンに全て打ちこみ、
様々なデータや数字を分かりやすく「見える化」してきました。
そこで気付いた事の一つが
「お客さんの数がもの凄い勢いで減少している!!」という事でした。
まず、そこをなんとかしなければ!と
もがいているのが今の私の状況です。
後継者がやらなければいけない事。
それは受け継いだものを減らさない事だ と
起業ゼミの二条先生に教わりました。
後継者は何か新しい事を始めて実績を作ろうとするが、そうじゃない。
実績には、必ず経験が必要、実績作りを焦ってはいけない。
経験も無しに派手な実績を求めると必ず失敗する。
それは、受け継いだものを減らすという事だ。
それは守って何もしないという事では無く、
減らさない為に新たに何かをやらなければならない。
その何かを模索している状態です。
だから、カホンもクッブも積み木プロジェクトも
実績を求めているわけではなく
色々な経験を積んでいる所なのだと自分では考えています。
昔のような材木業界のバブル期は二度とこないでしょう。
だからこそ、既存の仕事を大切にしつつも新しい事に挑戦しています。
今やっている事から、新しい光が見えると信じています。
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