東京木材市場内浜問屋 新木場相原のブログです

作ってもらうのであれば良い物を作ってほしいという想い

あいはらの木では、通常サイズのカホンキットを素材別で2種類販売していました。

この度、その中の1つ「はじめてのカホンキット」を販売終了させていただくことになりました。

その一番の理由は「せっかくお客様に買って作ってもらうのであればいい物を作ってもらいたい」という想いからです。

 

今回は「はじめてのカホンキット」についてと、販売終了の経緯についてになります。

 

はじめてのカホンキットとは

先述のとおり、あいはらの木では2種類の素材を使ったカホンキットを販売していました。

1種類目が「シナ共芯合板」を使用した「カホンキット想」

もう一方が、「シナラワン芯合板」を使用した「はじめてのカホンキット」です。

 

カホンキット想と、はじめてのカホンキットの違いは素材と響き弦の数です。

ラワン芯合板の方が安価であるため、「はじめてのカホン」として作っていただければと思い販売をさせていただいていました。

 

はじめてのカホンキット販売終了の理由

はじめてのカホンキットを販売終了させた理由は以下の2点です。

1、せっかくお客様に買って作ってもらうのであればいい物を作ってもらいたい

2、その気になればホームセンターの素材でも作れるため、キットにする意味がない

1つずつ説明させていただきます。

 

理由その1 せっかく作ってもらうのであればいい物を作ってもらいたい

「せっかく作るのであれば、良い物を作りたい!」そう思うのが当たり前ですよね。

しかしながら、はじめてのカホンキットは素材的な意味でカホンに適しているとは言えないものでした。

特長としては「失敗無く組めるけど、完成品は別に褒める所も無い。だが微妙に安い」といったところでしょうか。販売を始めたのも「質を落としてもいいから、もうちょっと安価で出せないか?」という安直な理由からです。

他社さんのカホンキットと品質と値段を比べ、同じぐらいのスペックで同じぐらいの値段で出せないかと考えたわけですね。
そもそもそんなに高品質な素材でなくても良い人が多いのではないかという仮説を立てたわけです。

 

実際の出荷台数はまずまずといったところでしたが、値段の高い「カホンキット想」の方が倍以上の台数出ていました。

はじめて手にするマイカホンの1台目としても、2台目以降として作るにしても、やはり値段よりも「出来上がりが良い物の方が良い」という事だったと思います。

 

その理由として、はじめてのカホンキット、カホンキット想の販売を続けて感じた事の1つに「お客様の声」があります。

「カホンキット想」の方が圧倒的に良い感想を頂けるのです。しかも満足度のかなり高い嬉しいお声を頂けます。

逆に、はじめてのカホンキットは販売数に対してお客様の声が1件のみ。低評価ではありませんでしたが、「ちゃんと組みあがりました、ありがとうございます」のような感じの感想でした。

そこまでして、はたして「はじめてのカホンキット」を販売し続ける理由があるのだろうか?と疑問に思いました。

 

最初の1台目のマイカホンとしても、せっかく作ってもらうのであればいい物を作ってもらいたい!そんな想いから「はじめてのカホンキット」の販売終了を決めました。

ちなみに、ネット上で検索していたところ北海道のNEKOさんのホームページ「NEKOの正座」で、あいはらの木のカホンキットを紹介していただいている記事を発見しました。色々みさせてもらったのですが、NEKOさん、もう何台もカホン作ってるんです。凄いです!

https://city.hokkai.or.jp/~neko/gakki/cajon7.htm その記事はコチラです!

 

 

理由その2 その気になれば、ホームセンターの素材でも作れる

理由の2つ目が、ホームセンターの素材で作れるという事です。
0から作るともちろん材料は余りますし、工具の有無によってはキットを使うよりお金がかかる事もあるかもしれません。

インターネットで調べると自作カホンのほとんどがホームセンターの素材で作られていますよね。
「そもそも0から作りたい人は自分で調べて買って作るでしょうし、それを読んでもらって同じように作ってもらえばいいだけで、別にキットにしなくても良いんじゃないか?」とふと考えたわけです。

 

カホンキット想をお買い求めいただいている方は、一度は「はじめてのカホンキット」や他社さんのカホンキットと比較してから購入を決められています。

その理由として多いのが「せっかく作るのであれば良い素材で作りたい」というものでした。

 

であれば、満足度もそこまで高くない「はじめてのカホンキット」を販売し続ける理由も無いのかもしれないと考えたのです。

 

「全て近くのホームセンターで手に入り、その気になれば簡単に作れるもの」を販売する必要もないのかもしれないというのが2つ目の理由です。

 

まとめ

初めてのマイカホンになるとしても、2台目以降に自作するにしても せっかく作るのであれば良い物を作りたいですよね。

「カホンキット想」の廉価版のような扱いで販売していた「はじめてのカホンキット」は販売を終了させていただくことになりました。

引き続き、カホンの実験や新商品開発は続けて行きますので今後ともよろしくお願いいたします。


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