東京木材市場内浜問屋 新木場相原のブログです

自作カホン サウンドホールの大きさ、位置ってどうすればいいの?  カホンに関する考察⑤

自作カホンをお考えのあなたにお知らせ!

あいはらの木 カホンキットのネット販売を開始致しました!

 

カホンを自作されている方で

背面の穴はどのぐらいの大きさで、

どの位置に開ければいいんだろう・・・

そう思われる方も多いと思います。

 

 

今回はそんなサウンドホールについて実験してみました。

 

実験結果をざっくりと図にしてみました。

参考にしてみてください!

サウンドホール

 

 

私の作っているカホンは450×300×300 

カホンとしてはよくある標準的な大きさです。

 

サウンドホールの大きさについて

 

試した穴の大きさは

①直径80㎜

②直径100㎜

③直径120㎜

裏面材種は4㎜ 共芯 シナ合板を使用。

バズ音発生装置はワイヤータイプを使用。

サウンドホールの位置は 上下左右ともに真ん中で実験しました。

(写真ありません)

 

①直径80㎜

見た目の特徴

遠くから見ると、穴が小さく見えます。

私は穴を持ってカホンを持つのですが、私の手には穴が小さく

ちょっと持ちずらいです。

 

音の特徴

100㎜と比べると少し籠った感じ?がするけれど、正直よくわかりません。

 

②直径100㎜

見た目の特徴

全体的に見るとまあまあバランスがイイ感じです。

100㎜あると穴が大きくカホンが持ちやすいです。

 

音の特徴

8㎜より抜ける感じがする!?けど、実際どうだろう?

勝手な思い込みかもしれません・・・

体感的には8㎜より気持ちのいい音が出る気がします。

 

③直径120㎜

見た目の特徴

100㎜より穴がデカイ印象があります!(当たり前ですが)

カホンの持ちやすさは100㎜と変わりませんでした。

 

音の特徴

80㎜よりは低音がバスッ!と抜ける感じがします!

100㎜と比べたら・・・ あまり変わらない??よくわからない・・・

 

 

サウンドホールの位置

 

裏面材種は4㎜ 共芯 シナ合板を使用。

バズ音発生装置はワイヤータイプ。

穴のサイズは全て100㎜で実験しました。

 

実験したのは以下の3種類

①上部

②センター

③下部

 

①上部

カホン000013

見た目の特徴

私のカホンは ワイヤータイプ、スナッピータイプ共に

サウンドホールから手を入れてバズ音発生装置の調整が出来るようにしてあります。

ワイヤータイプは調整機構がカホン下部に

スナッピータイプは調整機構がカホン上部にあります。

 

上部だと、調整部が箱の下部にあるワイヤータイプは調整が難しいです!!

 

音の特徴

上部の穴の位置は、私がローを叩く打面の丁度対面なので

ど真ん中に穴が開いているより

ローの音が突きぬける印象をうけました。

 

②センター

カホン000012

見た目の特徴

普通のカホン。売っているのもセンターが多いので良く見る感じです。

穴の位置的にスナッピー、ワイヤー共にバズ音の調整はしやすいです。

センターの穴は持ちやすいです。

 

音の特徴

上部に穴をあけるより、ローの音は響くような気がします。

人によって好みがあると思います。

 

③下部

カホン000014

見た目の特徴

ワイヤータイプは調整がしやすいですが、スナッピータイプは調整が大変です。

穴が下部にあるとなんだか持ち運びがしづらい感じです。

 

音の特徴

ローの音が更に響くような気がする??

 

 

まとめ

サウンドホールは小さければ小さいほどローの音がこもる感じになる印象を受けます。

そして、打面から遠ければ遠いほど、ローの音の存在感が増すような気がしました・・・

 

 

全て私の感覚で「思う」「気がする」「感じがする」だけであって、

おそらく人によって感覚の違いや好き嫌いがあると思います。

 

 

・音の響き方

・バズ音発生装置(響き弦)の調整がしやすい!

・穴をもって持ち運びしやすい!

等を考慮してお好きな位置に穴を開けてみましょう。

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