東京木材市場内浜問屋 新木場相原のブログです

ネジが手に当たらないよう、カホンキットをバージョンアップ!

R1,12月より、ネットショップで販売しているカホンキット「想」のバージョンアップをいたしました!

細かいタッチの指技を使われる方に向けたバージョンアップとなります!

 

バージョンアップ内容としては、打面上部のトラスねじを皿ねじに変更したというものです。

つまり、今までのカホンキットに打面上部分の皿ねじが11個余計に入ってくるということになります。

今までカホンキットを買ってくださった方でも、ねじを買って交換するだけで同じようにできますので大きな仕様変更ではございません。ご安心くださいませ!

今回は、なぜバージョンアップをしたのか、バージョンアップによってどんな良い事があるのかを解説していきますね!

 

あいはらの木で販売しているカホンキットの打面上はトラスねじ

現状、上の皿を取ってある11個のトラスねじと呼ばれる頭の丸いタイプ物を使用しています。

・打面を叩いた際に手がビスに当たっても痛くない丸形状

・市販のカホンの多くに採用されており、スタンダードな形状

という2点がカホンキットの仕様として採用した理由です。

あいはらのカホンキットの上部11個のねじは頭が丸いトラスねじが標準の仕様でした。

打面に皿取の加工がしてあるためきちんと取り付ければ、ネジの頭が打面とほとんどツラで合うように作っています。

 

ねじが手に当たって音に違和感が…

私は叩いていても、特に違和感を感じなかったのですが、ある日お客様から「どうしても、ねじが手に当たって音がバラけてしまうんです。どうにかなりませんか?」というお声を頂きました。

改善点が見つかったら、即行動です!

 

ねじが手に当たらないようにするには、

①そもそもねじを付けない

②ねじが手に当たらないように打面を加工する

③手に当たらないねじを採用する

の3つの方法がありました。

今回は③の手に当たらないねじを採用する事にしました。

 

①は打面上部が浮きすぎて木と木が当たる高い打撃音が強くなるのと、ねじで固定されていない為、打面がビビる。

②は、すでに限界まで打面を皿取り加工してある状態である。

が③を採用した理由です。

 

追加したのは皿ねじ!浮かせても手に当たらない!

今回追加したのは皿ねじです。

皿ねじは、ネジ頭部の形状が平たいため、打面の上部の皿取り部に取り付けると写真のように打面に埋まります。

パチンという音を出すため打面を浮かせるカスタマイズをしても、打面の厚さより表面に出ない為、指にねじが当たることありません!

 

ちなみに打面を浮かせるとトラスねじはどうしても1~2㎜浮いてしまうんです。

真横からみるとこんな感じ

 

「細かい指技を使う時、叩いてる時にどうしてもネジの頭に当たってしまい音がバラけてしまう…」

そんな方でも大丈夫になりました!

 

今あるトラスねじの在庫限り、トラスねじも付属します!

在庫限りではありますが、今までのトラスねじも付属しますので好みに合わせて選んで付けられます!

なお、トラスねじの在庫が無くなり次第、全て皿ねじとさせていただきます。

なお、全て皿ねじであれば工具1本で作れるようになります。

というのも、今までのトラスねじは頭部の形状の都合で先の細い1番のプラスドライバーを用意する必要があったのですが、これが皿ねじに変わった事で全て2番のプラスドライバー(普通のプラスドライバー)で作ることが出来るようになったのです。

まさに、「+ドライバー1本」で完成する仕様になったという事ですね。

 

とはいえ、見た目はトラスねじの方がスマートでカッコイイですし、市販のカホンに採用されているのも事実です。

「トラスねじの方がよい!」という方もいらっしゃいますのでトラスねじの在庫がある限りはお付けします!

 

カホンキットをお買い求めいただいたお客様へ

今までカホンキットをお買い求めいただいたお客様も3×12の皿タッピングビス か 3×13木ねじ をホームセンターで購入していただくことで同じ仕様にできます。

タッピングビスと木ねじはこのぐらいの長さであれば基本的にそこまで変わりません。
(正確にはそれぞれ特性がありますがこれはどちらも全ねじなので)

もし「手に当たって気になっていたんだよな…」と感じておりましたら、付け替えてみると叩き心地が変わってきますよ。

カホンキットはコチラのサイトからお買い求めいただけます!

バージョンアップしたカホンキットはこちらのサイトからお買い求めいただけます!

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