東京木材市場内浜問屋 新木場相原のブログです

カホンの塗装について&天板の滑り止め加工について  カホンに関する考察

◆カホンの塗装の仕方をまとめました!

最近、カホンの塗装に関するお問い合わせを沢山いただきますので

こちらに書いておこうと思います。

 

塗装についての考察をブログに書いたことがありますが、

問題は具体的にどんなものを使ってどうやって塗装するのがいいの?

というやり方のことだと思います。

 

 

 

私がカホンによく使う塗料を紹介します。

 

これを使う理由は

①スプレータイプなので塗りやすい

②速乾タイプなので二度塗りまでの時間が短い

③透明クリアで木目をそのまま活かせる

④座る場所の滑り止め加工ができる

⑤塗装の量的にも多すぎず少なすぎず丁度いい

 

以上5点です。

 

 

◆塗装方法はコチラ

さて、肝心の塗装ですが・・・

塗装するものから20~30㎝離して薄目にスプレーします。

乾いたら再度同じようにスプレーします。

 

文字で書くのではイマイチよくわからないと思いますのでソフト99さんの動画をお借りしました。

塗るものは違いますが、スプレーする感覚は以下の動画のような感じです。

カホン全体に吹き付ける際はマスキング処理などをしなくても良いので車の塗装より楽です。

 

 

◆塗装を磨きましょう

1時間ほどして完全に塗料が乾いたら磨く作業に入ります。

 

ただ塗装しただけだと、かなりザラザラな感じです。

そこで2000番の耐水ペーパーで優しくなでてザラザラを落としていきます。

スポンジなどにやすりを当てて撫でるといい感じでザラザラが削れます。

 

ある程度ザラザラが無くなったら、スポンジヤスリの一番細かいやつでなでます。

これでかなりツルツルになります。

 

コレで磨きは終了です。

 

 

◆天板のお尻の滑り止め加工も出来ます。

カホンは、叩く際に本体を後ろに傾ける事があります。
その際にお尻が滑ったら、とても叩きづらいですよね。

そこで、天板に滑り止めの加工をします。

まず、天板にマスキングをします。

 

その後、塗装に使ったのと同じスプレーを吹き付けます。こちらも2度塗りぐらいで

 

乾いたらマスキングテープをはがします。

そして完成!今度は塗装に磨きをかけません。

上にも書いてある通り、塗装はただスプレーしただけだとかなりザラザラな状態です。
このザラザラが、滑り止めにいい効果を発揮します。

 

◆まとめ

まずは全体的にツルツルに塗装を削って、再度天板のみ塗装をします。
天板の塗装はあえて削らずザラザラを残すことで滑り止めの役割を果たしています。

マスキングの仕方次第で、文字を書いたり、絵をかいたり、色付きの塗料にしたり
オリジナルの滑り止め加工ができるのも楽しいです!

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