東京木材市場内浜問屋 新木場相原のブログです

自作カホン 色々あるよ!打面の付ける位置とボルトの種類! カホンに関する考察

 

 

自作カホンを叩くとき、

・打面のカドが当たって手が痛い!

・打面を浮かしているときボルトが手に当たって痛い!

 

そんな事はありませんか??

 

今回は自作カホンで打面の付け方の実験をしてみました。

 

用意したのはコチラ

・鬼目ナット3連発の箱

20150729_125054

・それぞれナットに対応させた穴開きの打面

20150729_133250

・いろいろなネジ20150729_153401

 

 

現状の問題点

1、打面の角が手に当たって痛い!

 ・カンナで打面に丸みを付けたいけど、ボルトが邪魔で丸みを付けられない。

2、打面を浮かせた時、調整用のネジが手に当たって痛い!

 ・ボルトの頭が大きすぎる。

 

 

 

実験その1

 現状は①の穴に打面浮かし調整用の鬼目ナットを入れてあります。

カホン鬼目

追加したのは②③のナットです。中心点が7㎜間隔で内側に二ヶ所ナットを付けました。

箱材の厚みは15㎜です。

 

打面の取り付け位置を内側にする事で、打面に丸みを付ける事が狙いです。

 

結果

 ②、③共に音的な変化はあまりありませんでした。

 まぁ、打面を浮かしているのでそれはそうなんでしょうけど。

同時に打面全面に丸みを付ける事に成功しました。

20150731_084752

今までの取り付け位置で打面をつけると、打面上部のボルトがだいぶ飛び出します。

 側面は叩かないので①の外側でも問題なさそうです。

写真(2)

 

 

 

打面に丸みを持たせることで、座面にも丸みを持たせる事ができました。

これで「太ももに座面のカドが当たって痛い!」という問題も同時に解決できました。

写真(3)

 

続きまして実験その2

 

打面を浮かした時にネジが手に当たって痛い!!を解決する為に様々なネジを

試してみました。

 

20150729_153401

 

問題はネジの頭の形と厚みです。

20150729_153406

ネジは左2本が3㎜ 右4本が4㎜です。 現状の鬼目ナットは4㎜に対応しているので

まずは4㎜ネジで実験しました。

右から

①トラスネジ

②皿ネジ

③ボタンネジ(六角レンチ仕様)

④なべネジ

 

打面の浮を調整できる範囲は1㎜~2㎜といったところです。

よってネジの長さは必要なさそうです。

 

結果 

 打面を叩いてネジの存在が気になっちゃうランキング

④なべネジ  圧倒的存在感。ボコっと飛び出しており、当ててくれと主張しているかのよう。

  ↓

①トラスネジ  ボコっと手前に出ているため 叩いていると存在が気になります。

  ↓

②皿ネジ  打面に食い込み、ネジ頭が手前に出ない為面積のわりに気にならないです。

  ↓

③ボタンネジ  ネジの頭も小さく、打面の凹みにはまるので思いのほか気にならないかも

 

以上のような結果になりました。

 ただ、ボタンネジを使用するには六角レンチが必要なので

どこかで買って常に常備しておく必要がありそうです。

 

3㎜の鬼目ナットと3㎜のビスも用意してあるのでそちらは後日実験します。

同じように12㎜の合板で試すとどうなのか?も検証予定です。

もしかしたら12㎜合板の方が作りやすいかもしれません。

 

12㎜合板+ 3㎜鬼目ナットの組み合わせも面白そうです。

 

 

カホンを自作される方で、打面を浮かせたい!打面に丸みを付けたい!

と考えている方は参考にしてみてください!

スポンサードリンク







2 件のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です