自作カホンを叩くとき、
・打面のカドが当たって手が痛い!
・打面を浮かしているときボルトが手に当たって痛い!
そんな事はありませんか??
今回は自作カホンで打面の付け方の実験をしてみました。
用意したのはコチラ
・鬼目ナット3連発の箱

・それぞれナットに対応させた穴開きの打面

現状の問題点
1、打面の角が手に当たって痛い!
・カンナで打面に丸みを付けたいけど、ボルトが邪魔で丸みを付けられない。
2、打面を浮かせた時、調整用のネジが手に当たって痛い!
・ボルトの頭が大きすぎる。
実験その1
現状は①の穴に打面浮かし調整用の鬼目ナットを入れてあります。

追加したのは②③のナットです。中心点が7㎜間隔で内側に二ヶ所ナットを付けました。
箱材の厚みは15㎜です。
打面の取り付け位置を内側にする事で、打面に丸みを付ける事が狙いです。
結果
②、③共に音的な変化はあまりありませんでした。
まぁ、打面を浮かしているのでそれはそうなんでしょうけど。
同時に打面全面に丸みを付ける事に成功しました。

今までの取り付け位置で打面をつけると、打面上部のボルトがだいぶ飛び出します。
側面は叩かないので①の外側でも問題なさそうです。

打面に丸みを持たせることで、座面にも丸みを持たせる事ができました。
これで「太ももに座面のカドが当たって痛い!」という問題も同時に解決できました。

続きまして実験その2
打面を浮かした時にネジが手に当たって痛い!!を解決する為に様々なネジを
試してみました。

問題はネジの頭の形と厚みです。

ネジは左2本が3㎜ 右4本が4㎜です。 現状の鬼目ナットは4㎜に対応しているので
まずは4㎜ネジで実験しました。
右から
①トラスネジ
②皿ネジ
③ボタンネジ(六角レンチ仕様)
④なべネジ
打面の浮を調整できる範囲は1㎜~2㎜といったところです。
よってネジの長さは必要なさそうです。
結果
打面を叩いてネジの存在が気になっちゃうランキング
④なべネジ 圧倒的存在感。ボコっと飛び出しており、当ててくれと主張しているかのよう。
↓
①トラスネジ ボコっと手前に出ているため 叩いていると存在が気になります。
↓
②皿ネジ 打面に食い込み、ネジ頭が手前に出ない為面積のわりに気にならないです。
↓
③ボタンネジ ネジの頭も小さく、打面の凹みにはまるので思いのほか気にならないかも
以上のような結果になりました。
ただ、ボタンネジを使用するには六角レンチが必要なので
どこかで買って常に常備しておく必要がありそうです。
3㎜の鬼目ナットと3㎜のビスも用意してあるのでそちらは後日実験します。
同じように12㎜の合板で試すとどうなのか?も検証予定です。
もしかしたら12㎜合板の方が作りやすいかもしれません。
12㎜合板+ 3㎜鬼目ナットの組み合わせも面白そうです。
カホンを自作される方で、打面を浮かせたい!打面に丸みを付けたい!
と考えている方は参考にしてみてください!
[…] ・色々あるよ!打面の付ける位置とボルトの種類! カホンに関する考察 […]
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