R7 8月にカホンキット想の大タイプのバージョンアップします。
主な変更点は以下の3点です。
①打面の固定方法 すべて木ねじ→ 木ねじ+木工用ボンド
②ワイヤータイプ、両打面タイプのワイヤー 1㎜→0.8㎜
③ワイヤータイプの部材取り付け方の変更
一つずつ詳しく解説していきます。
①打面の固定方法の変更

1つ目は打面の固定方法の変更です。
今までは全て木ねじで止めていましたが、下部を木工用ボンドでとめるように変更しました。
実は、打面の下部は音が漏れないようにボンドなどでビッチリ固定した方が音の響きが良いことは分かっていました。
今までは打面の木ねじを外すだけて気軽に打面の交換ができるよう、木ねじで止める仕様だったのですが、長いことやってきて今まで打面交換の需要がほとんどないことが分かりました。
それであれば音が良く固定した方がいいと判断しました。
木ねじの工程が減るので、作成する人の負担もだいぶ減ります。
上部11個の木ねじは今まで通りです。

木ねじが少ないぶん、見た目もスッキリしますね。

②ワイヤータイプ、両打面タイプのワイヤー、ミニワイヤータイプ 1㎜→0.8㎜
②ワイヤータイプ、両打面タイプ、ミニワイヤータイプのワイヤーを 太さ1㎜から太さ0.8㎜に変更します。

上が今までの1㎜のワイヤーで、下が新しい0.8㎜のワイヤーです。
1㎜との違いは、バズ音のダイナミックさです。1㎜の方がダイナミックなバズ音が鳴ります。その分繊細な「パラララララ」のような音を出すことができず、ここを何とかできないか模索していました。
この度、0.8㎜のワイヤーを仕入れる事ができまして試しに1㎜と交換してみたところ、非常にきめの細かい、まさにワイヤーのバズ音になりました。
私がもともとキットにして求めていた音に近づいたため、今後は0.8㎜のワイヤーを採用させていただくこととしました。
今までの1㎜のワイヤーの在庫分は無くなるまで、カホンづくりワークショップに来ていただいた特典として新しい0.8㎜と選んでいただけるようにします。

③ワイヤータイプの部材取り付け方の変更
ワイヤータイプの部材の取り付け方をもっと簡単にわかりやすく変更しました。

今までの取り付けは、「側面板と底板のツラから0.5㎜奥にズラした位置に取り付けてください」というアバウトな説明しかできませんでした。

これが今までの説明です。これでも全く問題はないのですが、もっと簡単に説明ができないかと考えた結果、取り付け方法を変更することとなりました。
ちなみに両打面タイプの取り付け方法は両側に響き弦の機構が来るため、このままです。
新しい取り付け方法はとっても簡単。
ワイヤーを通した上パーツと下パーツの部材を、打面に押し付けながら木ねじ(大)でとめるだけです。


結果は同じですが、こちらの方が作成が分かりやすく楽だと思います。
説明書も新しく刷新するので、8月から発送させていただくキットからは新しい仕様になります!よろしくお願いいたします。
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