便利なアプリケーションやサービスなど、無料で使えるツールがいっぱいあります。
無料で事足りるものはいいのですが、なんでもかんでも無料で解決しようとしないほうがよいです。
理由は2つあります。
1つ目は自分さけるリソースいわゆる「時間」は有限であること。
2つ目は「無料」には限界があるからです。
今回は、全て無料で解決しようとしないほうがよい理由について説明させていただきます。
時間をお金で買うという感覚を持つ
あなたの持っている時間、さけるリソースは有限です。
1日は24時間しかありません。どんな凄い人でも1日は24時間しかないのです。
それでも「あれもやらなきゃ!」「これもやらなきゃ!」なんて時間がいくらあっても足りませんよね。
今回は、わかりやすく「会計処理」でたとえてみましょう。
起業すると必ず必要となるのが3月の確定申告に伴う会計処理です。売り上げや仕入れ、経費などを計算し、最終的に講座の金額と照らし合わせて税務署に申告しなければいけません。企業の社員であれば、その会社の財務の人がやってくれていた事を、全て自分でやらなけらば行けなくなります。
やってみるとわかるのですが、かなり時間を持っていかれます。面倒くさい仕事ですし、どうしても何ヶ月分も溜めてしまいがちになります。
これが半年分も溜まると消化するのにかなりのリソースを持っていかれます。そこに新しい仕事が入ってきたりすると、てんやわんや状態になります。
そんな時、税理士さんにお願いするという手があります。
お金はかかりますが、その分のリソースを全て自分の仕事に割くことが出来るんです。税理士さんにお願いする事で得られるのは自分のリソースだけでなく、節税の知識や異業種とのつながりなどお金で買えない物も多々あります。
時間は有限です。時間をお金で買うという感覚を持ってみましょう。
(とはいえ開業当時からはいきなりお金を使えないと思います。最初数年は勉強の為にも全部自分でやってみるのもよいかと思います。私もそうしてました。)
不得意なスキルをお金で買う
不得意なスキルは自分で取得するより得意な人に任せた方が良い結果を得られることが多いです。
先ほどの会計処理でいえば、1から会計の知識を自分で学ぶよりも出来る人間に任せた方が良いという事です。
自分が苦手なことは、出来る人にやってもらうほうが良い結果を生みやすいです。
便利なツールをお金で買う
無料で使える便利なツールもいっぱいありますが、大体制限がかかっていたりして自由に使えない事が多いですよね。
無理して無料のツールをネット上から探し回るよりも、お金を出して買ってしまったほうが早いケースも多々あります。
会計の話で進めてきましたので、私の事例を一つ。
私は、起業当時「弥生の青色会計」というソフトを購入して会計処理をおこなっていました。
毎月課金するコースを勧められたのですが、月額課金システムがどうしても嫌いだったのでそのままソフトだけを使い続けていました。
毎月課金していれば常に最新の青色会計が使い続けられるのですが、私は払っていなかったので何世代も前のソフトで全て手打ちをしていました。結構大変でした。
消費税も変わり、年号も変わりいよいよ使えなくなってきたところで、freeeという会計ソフトに乗り換えたのです。こちらも例にもれず月額課金(年一括払いもあります)なのですが、私が普段使っているジャパンネット銀行やBASEなどとインターネット上で紐づけられたため、面倒くさい手打ちをほとんどすることなく、簡単に選択していくだけで会計処理が終了したのです。
なんでもかんでも無料でやろうというのが間違いだったのだなと強く感じた瞬間でした。
お金を払うことで便利なツールが更に使いやすく便利になるのです。
・自分のリソースには限りがある お金で時間を買おう
・不得意な事は人に任せた方がよい 時間の無駄
・お金を払うことで効率を最大化しよう
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