マネタイズポイントとは、お金をもらうポイントの事です。
つまり誰が、いつ、どこで、どうやって、あなたにお金を払ってくれるのか?という事です。
これは、事業を始めるにあたって必ず意識する必要があります。なぜなら収入が無いと事業が成り立っていかないからです。
そう思われる方が多いかと思いますが、実際に事業を始めてみると、これをちゃんと意識していない人がすごく多いです。
私の所属している起業家コミュニティでも事業は始めているのにこれといったちゃんとしたマネタイズポイントが無く、苦労をされている方もすくなくありません。
たとえば、スマホアプリを開発したのはいいけど課金できる要素が無いなどです。アプリはよほど良いものでもない限り無料でないとダウンロードすらしないと思います。ゲームならなおの事ですよね。大手のゲームアプリは基本プレイは無料でガチャがマネタイズポイントになっています。欲しいキャラを出すためにどんどん課金してしまう人いますよね。
もう一つ、わかりやすい例でいえば、ブロガーですごいPVを持っているにもかかわらず広告も売る物も貼っていないため、何のマネタイズもできていない人なんかもこれにあたります。
中には慈善事業のように無料で引き受けて実績だけ溜めているような人もいます。本人がそれでいいのであればいいのですが、事業としてやるのであればきちんとお金という形に変えていかなければいけません。
今回は、このマネタイズポイントについて解説していきます!
マネタイズポイントを意識してますか?
さて、あなたのサービスや商品のマネタイズポイントはどこでしょうか?
物を売ったり、イベントを行っているのであれば売ればマネタイズポイントになるのでわかりやすいですね。
Amazonプライムは年額課金がマネタイズポイントになっています。
あなたがいくら素晴らしいサービスを提供していたとしても、お金に変えるためのポイントが無いのであればそれは事業とは言えません。
あなたのサービスを使ってもらい、誰から、いつ、どこで、どうやってお金をもらうのかを今一度しっかり考えてみましょう。
ちなみに私の例でいえば、木オールネットは月額課金、カホンキット・カホンづくりワークショップ・KUBBセットは販売方式、男のニキビ.comはアフィリエイト収入といった形になっています。
いつまでたっても楽にならない理由
いつまでたっても楽になっていかない理由の多くが、このマネタイズポイントをしっかり考えていない事にあります。
いくらお客様の為とはいえ、無料や格安で仕事を引き受けるいわゆる「慈善事業」ではなりたっていかないんです。
たとえばコンサルタントの方が無料でアドバイスをしたり、アプリ開発をしたけれど何のマネタイズポイントも無かったりするようだと結構危険です。マネタイズポイントが定まっていないのは「有形の物」を販売しない、いわゆる「無形商材」を扱っている方が多いです。
お金をもらった方が、責任あるちゃんとしたアドバイスができるでしょうし結果的に相手の為になるのです。お金を頂くことで新しい面白いアイデアも浮かんでくることでしょう。
マネタイズポイントをしっかり考えないと、いつまでたっても楽になりません。
どうやってお金を頂くのか仕組みを作ろう
どうやってお金を頂くのかその仕組みを考えて作ってみましょう。
特に無形商材を扱っている方ですね。たとえば以下のようなものはいかがでしょうか?
- 無料アドバイスを一切やめて1時間1万円の電話相談にする
- 月額でコンサルタント契約をする
- アプリの使用を月額課金システムにする
- ガチャシステムを実装してみる
- 教材を作ってそれを買い切り販売する
考えてみればいっぱい出てきますね!
サブスクリプション方式が最強のマネタイズ
安定した収入を得るには会員制の月額課金などのサブスクリプション方式のマネタイズが一番良いです。
毎月いくつ売れるかわからない買い切りの商品やサービスとは違い、解約されない限り毎月安定した収入が見込めるからですね。
自分のサービスや商品を使ってサブスクリプション方式が出来ないか考えてみましょう。
あなたもそうかもしれませんが、サブスクリプション方式は入会するのに心理的ハードルが高いためよほど良いサービスが提供できることが前提条件となります。
さらにサービス維持のために、お客様にとってそれ以上の価値を提供し続ける必要がありますが、ひとまずコアなファンになってもらえば安定した収入が見込めるようになりますよ。
- マネタイズポイントを意識しよう
- 慈善事業では事業は成り立ちませんお金はちゃんともらいましょう
- お金をもらう仕組みを作りましょう