マーケティングとは売れる仕組みを作る事!基本の4Pを知ろう

ビジネスを始めるにあたって一番大切な項目が「マーケティング」です。
マーケティングを平たく説明すると「売れる仕組みづくり」の事をいいます。

商売をやる以上は、売り上げを上げないと倒産してしまいますよね。

よって、マーケティングはビジネスを始めるにあたって必要最低限の知識です。

「横文字なんてくだらねぇ!商売は気合、根性、勘だ!」なんて人はお帰り頂いた方がいいかもしれません。

 

今回は、そんなマーケティングの基礎の基礎の基礎ともいえる4Pについて解説させていただきます。

わかったつもりになっている方も、今一度確認してみて下さいね!
最後にはフレームワークシートのプレゼントもありますよ!

 

マーケティングとは「売れる仕組み作り」

マーケティングはいわゆる「売れる仕組み作り」の事です。

マーケティングとは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。

※Wikipediaより引用

ビジネスにおいて、最も重要な項目と言えます。なぜなら、売らないと事業が継続できないからです。

あなたの商品やサービスを、いくらで、どこで、どうやって誰に売っていくのか?これがマーケティングです。

最終的には、売り込みをしなくても「お願いだから売ってくれ」と言われるようになるのが理想です。

 

色々なフレームワークはあるけれど基本は「4P」

マーケティングを知るために色々検索すると、様々なフレームワークが出てきます。例えば、3C、4C、AIDMA、STP等ですね。

フレームワークは色々あれど、マーケティングに関してはF・コトラーの4Pと言われるマーケティングミックスを意識するべきだと私は考えています。

4Pとは「Product(何を=製品)」「Price(いくらで=価格)」「Place(どんな商流で=場所)」「Promotion(どうやって知ってもらうか=販促)」の頭文字をとったもので、マーケティングの基礎の基礎と言われています。「売れない人はこの4Pのどこかが上手くいっていないから」とまで言われるほどです。

色々な先生が提唱する様々なマーケティングのフレームワークを否定はしていません!むしろこの4Pをはっきりさせる為に非常に役に立つと考えています。4Pでは見つからない新たな発見がある事もありますしね。私も様々なフレームワークを使って差別化や強みの洗い出し、ターゲット選定などをやってきました。

ですが、突き詰めていくと結局4Pが一番の基本だといえます。

上手くいっている人は4Pをよく考えて実行しているためカチッとうまくハマっています。逆にうまくいってない人は4Pをほとんど考えずにやってます。中には、なんとなく聞いたことはあるけれど実はよくわかってないなんて方もいらっしゃるかもしれませんね。

ここでは4Pを1つずつわかりやすく解説させていただきます。

Product(何を=製品、サービス)

1つ目のPはProductです。何を売るのか?という事ですね。

当然の事ですが、お客さんが欲しくない物はどんなにすばらしい物だと思っても売れません。

「お客さんがこれは私の悩みを解決するものだ」という製品やサービスを提供しましょう。

自分一人で考えると、大体の場合「素晴らしい物(サービス)を作ったぞ!これは売れるはずだ!」と思い込んでしまいます。そして自分よがりな物ほど売れないものなのです。

お客さんから、どんなものが欲しいか?どんなサービスだったら受けたいかをリサーチする事が大切です。

 

Price(いくらで=価格)

2つ目はPriceです。いくらでそれを売るのか?という事です。

余りに高くても売れませんし、逆にあまりにも安いと利益がなく自分が生活でなくなります。

値付けのポイントは「お客様が出してくれる上限値」が理想だと教わりました。

また、松竹梅の法則というものも非常に参考になります。これは、「人は一番安い物を選ばない」という心理学に基づいた値付け方法で、3種の価格帯の商品を用意しするものです。

高級コース、普通コース、安いコースの3種を用意する事で、普通コースを選んでもらうというものです。

ビジネスにおいて一番難しいのが、値付けだといってもいいと思います。

 

Place(どんな商流で=場所)

3つ目はPlaceどんな商流で売るか?という事です。ざっくりいうと売り場や売り方ですね。

店舗で売るのか、何屋で売るのか、どの棚に陳列するのか、ネットショップなのか、どのネットショップを使うべきなのか、誰かに委託で売ってもらうのか

どこで売ったら売れるのか?をよく考える必要があります。

たとえば、この世で一番うまいラーメン屋を誰もしらない無人島に開店しても誰も来ないですよね。同じように、商品の陳列場所が手の届かないぐらい高いところにあったら、レジに持っていく事もできないため売れないはずです。

どこで売るのか?が3つ目のP、Placeです。

 

Promotion(どうやって知ってもらうか=販促)

最後のPはPromotion、どうやって知ってもらうのか?プロモーションの方法の事を言います。

あなたの商品やサービスがどんなに素晴らしいものだったとしても、誰も知られなければ無いのと一緒です。

どうやって知ってもらうかを一生懸命考える必要があります。たとえばお金があればテレビCMでコマーシャルを打ったり、雑誌や新聞に公告を出してみたり。TwitterやFacebookなどのSNSで拡散してみたり。ブログやウェブサイトなどインターネットを活用してみたりですね。

色々と手の打ちようはあります。

ここで大切なのは、ちゃんとお客様に情報が届く事です。

たとえば、ご高齢の方を対象としたサービスを展開するのに、プロモーション方法がすべてインターネットを使ったものだったとしたらどうでしょうか?おそらく、多くの方は知る事すらできないでしょう。

この場合は、直接お家にポスティングするなどが正解かもしれません。おでかけから帰ってきたときや朝の新聞を取りに行く際に郵便受けを見るしょうからね。

4つ目のPはプロモーション。どうやって知ってもらうか?という事です。
これは同時に「誰に売るのか?」というのを考える事ができる項目とも言えます。

 

売れる仕組み作り4Pを考えてみよう

ここまで読んでもらえればわかると思いますが、どれか1つでもズレるとその商品やサービスは売れません。

いかにして、この4つをお客様に近づけていくかが売れる仕組みづくり、いわゆるマーケティングの基本となります。

ここまで読んでもらって「なにを当たり前の事を言ってるんだ」と思われるかもしれません。しかしながら、この4つすら考えずにビジネスを始める方が非常に多いのも事実なのです。起業して1年で30~40%が、3年になると70%が倒産するといわれている理由はここにあると思います。

そんな人に限って「気合、根性、勘」などいわゆる根性論で経営をされていたりします。これを野球に例えると何も考えずにバッターボックスで素振りをしているようなものです。上手くいくはずがないと思いませんか?

どんなあなたの商品やサービスを、いくらで、どの場所で、どうやって知ってもらってビジネスをしていくのか?

ざっくりでもいいので、一度考えてみましょう。そこがマーケティングのスタートラインです。

以下のフレームワークシートを是非使ってみてください!A4で印刷ができます。あなたのサービス1つにつき1枚使うようにするとよいです。

コツは、できるだけ詳細に書き込むことです。

 

今回の3行まとめ
  • マーケティングとは売れる仕組み作りの事
  • 基本の基本はF・コトラーの「4P」
  • 4Pがカチっとはまれば売れる!
稼げるブログの書き方を学ぼう!

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    住宅需要が減り、家業である木材業界も衰退の一途をたどっている中、何とか業界を盛り上げられないかと、副業起業で「あいはらの木」を立ち上げる。 始めた当初は「金なし人脈なし」と先立つものが無かったため、個人コンサルを受ける事が出来ず。 ビジネスの知識は「ほぼ独学」でした。 そんな私でしたが、開始から約1年後には木を使ったコンテンツと数個のサイト運営で収益を得られるようになりました。