東京木材市場内浜問屋 新木場相原のブログです

市場開設64周年記念市の開催結果発表!! 目標は60、結果は!?

 

3月5日(木)は

市場開設64周年記念市でした。

 

市開始後の梱包競りの様子

 

嬉しい特典その1、梱包を競り落とした方には横手やきそばが付きました!

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新木場相原、赤松コーナー

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マルト木材さん 杉板コーナー

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嬉しい特典その2、来場者様全員に 安納いも詰め放題

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嬉しい特典その3、最後まで市に参加して頂いた方には高級メロンの抽選会!

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ご来場いただいた方々には、楽しんで頂けたのではないかと思います。

 

 

ここで、結果発表!!

 

来客買方目標を60に定めた今回の来客買方数は

36

う~~む・・・集客作戦もまだまだこれからって事ですね。

懲りずに続ける事が結果を出してくれるはず!頑張ろう!

 

 

それでも、お忙しい中

来て下さった買方さんには感謝です!

 

 

来月も多くのお客様のご来場を心よりお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

イラってする方もいると思うので、

ココから先はあまり材木屋さんには見て欲しくないです。

 

この先は私が感じた現実を書いています。

 

 

ここから先は読んでイライラしても知りませんよ。

 

 

 

 

 

私が今回の記念市で思った5つの事。

 

1、今回の記念市のお客さんの中には商売をやめている人が多かった。

  そもそも買わない(商売してないから買えない)人が多かった。と言うべきか

  それでも来てもらえるだけありがたかったです。

  買わなくてもいいから来て下さい!なんてブログで書いてしまっただけに何も言えない・・・

 

  今回、頑張って買方回りに行ったお客さんの中で来てくれたのは3名でした。

  (いつもある程度の量を買ってくれるお客さんだけを目がけて買方回りをしたのですが)

  それでも3名に来てもらえてありがたい気持ちです。

 

2、値段がどうこうではなく、そもそも材を使わない。

  競りの場で「どうぞ~!!いくらでも売ります」とか声をかけても・・・

  目すら合わない・・・安いから落ちるとかでも無い。いらない、使わないから。

 

  相原に置いてある商品が、羽柄材、土木材メインの為に

  当日の来客の客層に合っていないのもあるのですが。

  ってか羽柄材でも声がかからないって・・・どんだけ!?

 

 MOKUWALLの標準材料のように使う材が確定しているお客さんがいれば

 役物も取扱が出来るのに・・・ 

 

3、イイ物が安くて当たり前、仕事がくればそこからさらに値切る

  赤松の垂木など、誰もが当たり前のように使う材料は

  イイ物が安くて当たり前。俺はどこで安く買った自慢が始まっちゃう。

  結果的にフロント商品なのか!?というぐらい

  利益なし、もしくは赤で回っているような気がする。

  「10割勝つな」が商売の鉄則かもしれないけれど、

  赤松で負けると赤の金額が大きいです。

 

4、昔ながらの材木屋さんで賃貸収入がある人ほど「利己的」

  とにかく安く安く安く!駆け引きが強いとかいうレベルを超えてる。

  近江商人の「三方良し」とか知らなさそう。

  

  むしろ今の時代に材木だけで食べている人の方が謙虚で好感がもてる。

  つきあいで買ってもらった時も「安い値段言ってゴメンね」って言ってくれる。

  きっと、時代に合わせて商売をしてたら「謙虚」になっていったんだろうな。

 

5、「つきあいで買ってもらう」がいつまで通用するのか・・・不安

  昔から、この人からだったら多少高くても買う とか

  この人からしか買わない とかが この業界には存在するようです。

  

  今までどおり、買方回りや直接挨拶に行って

  「つきあいで買ってもらう」事もとても重要だとは思うけれど、

  

  材木業界も縮小傾向にある中

  「つきあいじゃなくてもお客様に選んで買ってもらう」

  そんな仕組みを作る事が大切な気がするんです。

 

  だって、お互いに歳を取っていくんですよ?

  この間死んだ私の祖父の歳ぐらいの人が現役で働いていて

  「つきあいで買ってもらってる」がはたしていつまで続くのか・・・

  

  失礼だとは思いますが、不安でなりません。

 

材木問屋がどんな「差異性」を出せば

「つきあいじゃなくてもお客様から選んで買ってもらう事ができるのか」

をキーワードに色々考えて色々と行動していこうと思います。

(もちろん既存の商売での買方回りと集客作戦には手を抜かず)

 

ね?イライラしたでしょ??

だから読まない方がいいって書いたんです。

 

決してイライラさせる為に書いたわけじゃないんですよ。

 

このブログは私の気持ちと今の現実を書き残す為のものなので

「戯言ばかりで、この業界がわかって無い若造だな」ぐらいに思ってくださいな。

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