東京木材市場内浜問屋 新木場相原のブログです

ずっと感じていたこの業界の不思議な違和感の正体が分かりかけてきた!

 

 

最近、

不思議な違和感を感じる事があります。

 

 

買方さんの一部には

「売上が悪いなぁ~」なんて言っているにも関わらず

「新規顧客を求めなていない」人がいるという事です。

理由は ひっかかり が怖いからだと教えてもらいました。

 

 

ひっかかりとは

売り先の倒産などの理由により売掛金の回収が出来ない事です。

 

 

材木は粗利率が低いにも関わらず単価が高いため、

一件でもひっかかりによって売掛金の回収が出来ないとなると

かなりの痛手になります。

取引が多い所なんか運が悪いと何千万、何億とかひっかかることも!?

 

 

それまで一生懸命商売してきた事が無駄になるとは言いませんが

何のために商売してきたのかわからなくなっちゃいそうです。

 

 

「新しいお客さんに売って、もしひっかかったら・・・」

そう思うと、新規顧客を必要としない考えも理解できます。

今までの信用できるお客さんに対してのみ商売するのが一番安全です。

 

「売上は悪いけど今のままが一番いい」

 

コレが私の感じていた違和感の正体です。

 

じゃあこのままでいいんですか?っていう。

 

今のお客さんを大切にすることは、もちろんとても大切な事です。

 

ですが、

今の取引先に仕事が無くなってきたら?

そして、商売を辞めてしまったら?

お互いに歳を重ねます。取引先に後継ぎがいなかったら?

 

売り先が少しずつ減っていく一方じゃないですか!?

 

 

ひっかかりが怖ければ、

現金の前払いが出来るお客さんを探すだとか

どこかをかませて売るだとかの対策をする 

 

そうやって理想のお客さんに巡り合うアクションを起こす

 

無理かもしれないけれど最初から

「そんなのは無理だ」で片付けないように。

 

そうしないと、尻つぼみになっちゃう・・・

 

それはもちろん私もなんですけれど、

材木問屋だからこそ出来る事があるはず!

 

私は私なりに色々考えて、頑張る!!

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