東京木材市場内浜問屋 新木場相原のブログです

足にもちゃんと意味がある!カホンの足はどうする!? カホンに関する考察⑧

 

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ドラムセットに付いているゴム足

足ゴム

先日、コレにもちゃんと意味があるのだと教わりました。

絨毯がひいてあるのスタジオにゴム無しで設置すると、

かなり音が吸収されてしまうとか・・・

 

 

滑らない「固定」の為、下の階に響かない「制震」の為

という以外にも「いい音を出す」効果があるんですね。

 

 

スピーカーにもゴム足やスパイクが付いていたりします。

どうやら、足と地面の設置面積、足の硬度、地面の固さ等で色々変わるようです。

 

 

じゃあ、カホンの足はどうなの?

 

ということで今回5種類試してみました。

 

1、足を付けない(底板がそのまま地面に設置している状態)

 

私の作ったカホンは今まで足パーツが無く、底板が地面に付いていました。

 

べた座りで演奏すると、なんだかはっきりしないボヤけた低音の印象をうけていました。

もうちょっとなんとかならないかなぁ~なんて思っていたのですが、

まさかその悩みを解決するポイントが「足」だったとは・・・

 

2、EVA樹脂の傷防止シール

カホン足候補④

 

感想

悪くないです!明らかに何も貼らないより気持ちのいい音が出ます!

文字で書くのが難しいのですが、何も付けないより

低音の輪郭が出るようになった感じがします。

 

 

3、ポリウレタン 防振粘着マット

カホン足候補②

 

感想

地面に粘着しないように地面側はビニールを貼りっぱなしで装着しました。

2の傷防止シールより、低音の存在感を感じる気がしました。

ただ、ビニールと地面が滑るのが厄介!

 

 

4、ゴム底足

カホン足候補①

 

感想

ホームセンターの「戸当り」コーナーで見つけました。

コレを自作カホンに付けている方も多いようです。

 

結構いい感じです! 

滑らないし低音の響きも足に何も付けないより、だいぶ輪郭が出た気がします。

ゴム高さ分、座面が2センチほど上がります。

座面が上がって叩きやすくなったのも関係していると思います。

 

5、フェルト製 キズガード

カホン足候補③

 

感想

売っているカホンにも付いていた足の素材がこのフェルトです。

(本当はもっともっと厚い素材でした)

やはり、何も付けないよりはだいぶいいですね。低音のぼんやり感が消えます。

流石、売ってるカホンにも付いている素材だ!!

 

以上です。

 

以前、佳奈先生のカホンを叩かせていただいた時に

「私には高さ45センチのマイカホンは低いのかもしれない」と感じました。

ずっと練習していると、中途半端に腰が痛くなる高さなのです。

佳奈先生のカホンは50センチで非常に叩きやすかったです。

 

なので、今回の素材を試しに付けるにあたり、

杉材で側板の四方に足を入れ高さを調節して

高さ48センチ時点でフェルトを付けた物が一番しっくりきた感じでした。

 

地面とカホンの設置面積が変わったのも効果が大きかったかもしれません。

 

 

私が今回試した、自作カホンの足のランキング

 

1位同着! フェルト キズガード ・ ゴム底足

3位 EVA樹脂 傷防止シール

4位 ポリウレタン 防振粘着マット

5位 何も付けない

 

1位は個人的に甲乙つけがたい感じでした。人それぞれ好みだと思います。

3位は無いよりはだいぶマシ

4位は滑らなければ悪くない感じです。

 

斜めにして演奏するにしても、足は付けた方がよいと思います。

(床も傷付いちゃうので)

 

あとは、カホンの高さの重要性ですね。

自分の叩きやすい高さをちゃんと試す事が大切だと感じました。

 

ドラムの基本もリズムの前に「すわる椅子の高さから」といいますし、

カホンにも同じ事が言えると思いませんか?

 

家具と同じで

カホンに自分を合わせるのか?

自分に「カホン」を合わせるのかという事です。

 

 

そんなあなただけのあなたに合ったカホンが作れる第一回目のワークショップは、

おかげさまで満員となりました。ありがとうございます!

楽しい会にできるように頑張ります!

 

二回目の告知も早めに出来ればと考えています。

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